注目の欧州サミットでは23カ国が財政統合を一層進める事で合意されました。

英国のデビッド・キャメロン首相はこの合意に参加することを拒否しました。(=フランス、ドイツ側から見れば英国を「切り捨てた」と考えている事でしょう。)

今回の英国の決断に関し、イギリス国内では賛否両論湧き起こっています。

下はテレグラフの著名な経済記者、アンブロース・エヴァンス・プリッチャードのブログに寄せられた、読者の感想の一部です。

I thought Britain hated the EU-now all of a sudden the Britons are whining about that the EU was sacrificed.I guess we really don't need them,because they clearly have some mental issues.Since London is against the EU and hates this undemocratic Teutonic Empire,this is the best solution possible.
私はかねてから英国人はEUを嫌っているものとばかり考えてきた。でも今頃になって突然、英国のEUからの離反に不服を言う国民が出ている。そんな連中は要らない。なぜなら彼らは明らかに頭がおかしいからだ。ロンドンはEUには反対なのだし、非民主的なゲルマン帝国は大嫌いだ。だから今回の結末は最善だったと思う。


Bad day for the English; 26 European countries showed Cameron and the English the middle finger....Not a single country supports the UK ; never in the history of diplomacy has a country been outvoted to this extent.
今日という日はイギリスにとって悪い日だった。欧州の26カ国が寄ってたかってイギリスに中指を立てた。イギリスをかばってくれた国はひとつもない。英国外交史で今回ほど英国が出し抜かれたことはかつてなかった。

I'm glad that Mr Cameron has done what he can to protect the City from Europe. Now he can set about protecting us from the City.
キャメロン首相がシティ(ロンドンの金融街)の利害を欧州から守ったことを嬉しく思う。次にキャメロン首相にやって欲しい事は我々をシティの横暴から守ってくれることだ。

Britain needs to move fast - there is barely time to think about what needs doing next. British possessions in the Falklands are at risk, and Argentina has resumed its sabre-rattling.
イギリスはボヤボヤしては居られない。直ぐに善後策を考えないと、、、。フォークランド・アイランドの領有は怪しくなってきている。既にアルゼンチンは我々を脅し始めている。

For me, the greatest thing is now the prospect of the just being a spectator to this game. the eurozone nations are fighting a battle to the death out in the colosseum, and sure there may well be an inevitable winner, but there will be huge casualties.
自分にとっては今回の一件で一番良かったことはこれで傍観者の立場からEU問題を高見の見物できることだろう。EU圏の国々はコロシアムの中で生死を賭けた戦を戦っている。もちろん勝者がそこから生まれるだろうけど、犠牲者も多い筈だ。

This could end up as a kind of modified European 'axis powers' arrangement.
Very strange times are developing.
これは欧州諸国による枢軸国の形成の予兆かもしれない。おかしな時代が来ようとしている。