フォレスター・リサーチのジョージ・コロニーがパリで開催された「Le Web」カンファレンスで賛否両論を巻き起こすスピーチを行いました。

下の動画が問題のスピーチです。

以下、抄訳しておきます。

ソーシャルを巡って3つの嵐がおこっている。

1番目の嵐:「Webの死」

P プロセッサーの処理能力は18カ月で2倍になる
S ストレージの容量は12カ月で2倍になる
N ネットワークの処理能力はそれほど伸びていない

だからグーグルのデータセンターのようなネットワークの中心がパワフルになる。
それと同時にiPadなどの周辺のデバイスもパワフルになる。

この余剰リソースを上手く利用するにはアプリ・インターネット(App Internet)モデルを実行するしかない。

一例としてギルト(Gilt)の顧客はWebエクスペリエンスではなくアプリのエクスペリエンスを求めている。なぜならその方が消費者の満足度が高いからだ。

Web=インターネットではない。アプリ・インターネットはWebを駆逐する。

今はアップルだけがアプリ・インターネットのエコシステムで良い位置に付けている。しかしダークホースとしてマイクロソフトが復活する可能性は捨てきれない。なぜならX-boxに代表されるアプリ・インターネット向けの社内リソースをマイクロソフトは持っているからだ。

アプリ・インターネットで成功出来る企業として先ずアップルが挙げられるが同社は消費者に高い料金を吹っかけ過ぎている。

グーグルはアンドロイドでアプリ・インターネットのエコシステムに参入した。

アマゾンはシルクやキンドル・ファイアでアプリ・インターネットの世界に参入した。

マイクロソフトは「8」と「X-box」で参入できるかもしれない。

2番目の嵐:「ソーシャルの飽和」

ソーシャルは消費者の時間が足らなくなっている。

普及率が高まり、消費者の時間がだんだん無くなるに従って、ただの暇つぶしのようなサービスは成長できなくなる。例えばフォースクエアはナンセンス。

ポスト・ソーシャル時代に入るとソーシャル・バブルが弾ける。その場合、ソーシャル・アプリが速く、なおかつ時間当たりバリューが高く、ユーザーの時間を無駄にしないサービスだけが生き残る。

3番目の嵐:「企業向けソーシャル」

72%の企業はソーシャルを採用したがっている。なぜなら顧客との交流、顧客の満足度、チームのコラボレーションなどがソーシャルを通じて改善するからだ。