あー、やっちまったな。

モルガン・スタンレーがジンガ(ティッカー:ZNGA)のIPOで案の定、ポカをやらかしました。

昨夜10ドルで値決めされた同社のIPOは今日、11ドルで開いた後、早くも公募価格を割り込み、現在は-5.10%の$9.49で取引されています。

それにしても驚くのは今回の値決め価格である10ドルが、用心のためにという理由でIPO前の最終ラウンドの14ドルよりずっと低く設定されていたにもかかわらず、初日にアッサリ公募価格割れを起こしたという事実です。

14ドルのプライベート・ラウンドに参加した投信各社やクライナー・パーキンスは自分たちが払った14ドルという値段が間違いだったことがハッキリした事できまりのわるい思いをしているに違いありません。


一方、幹事団の「安い値段にしときましたから」という説明を信じてIPOに参加した機関投資家も(話が違う!)と思った事でしょう。

もちろん一番怒り心頭に達しているのは安い初値設定を強要された上、アフター・マーケットでは株価崩壊の憂き目を見るというダブルパンチを食らったジンガだと思います。

つまり今回のディールで幹事団は関係者全員を怒らせるのに成功したわけです。

フェイスブックのシェリル・サンバーグは今回の引受け業者たちの粗相をしっかり見届けていると思います