相場の材料というものはしゃぶり尽くすとインパクトを失うものです。そういう意味ではオンナと同じ、、、(あ、これは関係ないか、失礼、失礼。)

で、ギリシャです。

折角、ギリシャ議会が財政赤字削減策を可決したのにまた欧州連合は難色を示しました。

そろそろ呑み込みの遅い愚鈍な投資家でも(これはどうやら「ダメ出し」をしているのは欧州連合の方だな)ということに気が付きはじめているのではないでしょうか?

今回のギリシャ財政赤字削減交渉に際しては、もともと欧州連合側が求めていたのはギリシャの閣議による合意でした。

それが成立したら、「やっぱり議会投票でしっかり確認して呉れる?」と欧州連合はゴールポストを動かしたのです。

「えーっ、そんな!」

ギリシャは抗議しましたが背に腹は代えられないのでしぶしぶこれを投票にかけます。

火炎瓶が飛び交い、アテネが炎上する中でギリシャ議会は国民から人気の無い切り詰め政策をなんとか可決します。


すると欧州連合は再び「今回の採決は誠意がこもって無い」とわけのわからない事を言ってまたゴールポストを動かしてしまったのです。

これは漫画「ピーナッツ」でフットボールを蹴ろうとするとき、サッとボールを引っ込めて空振りさせるルーシーのような構図です。
CharlieBrownLucyFootball

なぜ欧州連合が意地悪するかといえば、為替をユーロ安に導くことが経済のテコ入れに一番効く即効薬だからです。

つまり危機は演出されているのであり、この漫才のようなパフォーマンスに一喜一憂している投資家は全体像が見えていないのです。スルメでも3年もしゃぶっていれば味がしなくなるのと同じでそろそろギリシャの材料も賞味期限が切れたと僕は考えています。今年の相場ですか?当然BUY & HOLDでOK