ニューヨーク証券取引所に上場されているインドの鉱業株、スターライト(ティッカー:SLT)がインドのセサ・ゴアと株式交換で合併することになりました。

今回の合併はスターライトとセサ・ゴアの両方の親会社であるロンドン上場のべダンタ・リソーシズがインド国内に持っている同社の子会社をひとつに集約することでコスト削減を図るとともに資本構成をスッキリさせ、将来、資本が必要な事業に臨機応変に資本を投入できるようにする目的があります。

今回の合併ではスターライト5株に対しセサ・ゴア3株がイシューされます。さらにべダンタ・リソーシズがインドに所有するその他の事業、具体的にはベダンタ・アルミニューム、マドラス・アルミニュームもこの新会社、セサ・スターライトに100%子会社として吸収されます。

さらにべダンタ・リソーシズは傘下の石油・天然ガス会社、ケアン・インディアの39%株式もセサ・スターライトに移管します。この取引後のセサ・スターライトのケアン・インディア持ち株比率は59%になります。

これらの一連のリストラクチャリングの後、ベダンタ・リソーシズはセサ・スターライトの58%株主になる計算です。



新会社セサ・スターライトはBHPビリトン、グレンコア、アングロ・アメリカンなどの総合鉱業会社と同様の、多角化された事業ポートフォリオを持つことになります。それらの鉱業コングロマリットとしては世界で第7番目の事業規模になります。

新会社の時価総額は約200億ドルで各部門のEBITDAへの貢献比率は下のグラフのようになります。
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新会社の売上高は142億ドル、EBITDAは53億ドル、純利益は24億ドル、純負債は75億ドル、インタレスト・カバレッジ・レシオは26倍になります。