1

タイ中央銀行のプラサーン総裁は先日、ウォールストリート・ジャーナルの取材に応えてタイ経済は去年の大洪水から力強く立ち直っていると語りました。

タイ中央銀行は2012年のGDP成長率予想を4.9%としています。

また大洪水で被害を受けた製造業の拠点に関しては「もう再び外資がタイに戻って来ないのではないか」という事が懸念されましたが今年の第3四半期までには投資は洪水前の水準まで戻るとタイ中銀は予想しています。

タイの1月のインフレ率は3.38%と12月の3.53%から下がっており、洪水による食品価格の高騰などの懸念は杞憂に終わったと言えます。

現在、タイの政策金利は3%に設定されており、これはかなり緩和的です。

タイは歴史的に軍隊が政治に介入する事が多く、軍部の影響力を抑えるための改憲論議が最近高まっています。このためインラック政権と軍部はこれまでのお互いに干渉しない距離を置いた関係から次第に対立色を強めています。

【関連する記事】
タイの概観
タイ経済