金曜日の引け後、エンターテイメント関係のブログメディア、『デッドライン・ハリウッド』に「ネットフリックスが公認会計士を変更した」というニュースが出ました。

これは株価にとって悪い材料です。

その記事によるとネットフリックス(ティッカー:NFLX)はこれまでKPMGを10年間使ってきました。しかし今回、突然、アーンスト&ヤングに変更することに決めたのだそうです。

何故公認会計士を変更するのかに関して同社がSECに提出した8-K(重要な変更があったとき米国証券取引委員会に提出する報告書)には説明はありませんでした。



ただ「KPMGとの間で証券取引法Reg. S-Kに抵触するような意見の食い違いは無かったし、報告すべき事項も無かった」としています。

ここで「証券取引法Reg.S-kに抵触するような、、、事はなかった」という表現が曲者だと思います。

つまり会計手法に関してKPMGとの間で言い争いになったけど、法律で義務付けられている開示要件に引っ掛かるほどの大きな戦争にはならなかったという事でしょう。

ネットフリックスは2010年度以降の会計報告に関して新しい公認会計士となるアーンスト&ヤングとは事前に相談していないとしています。

普通、新しく着任する会計事務所は着任早々にとりわけ力を入れて問題になりそうな箇所を洗い出します。だから経営側が(まさかこんなところは指摘されないだろう)と思っていた点が問題となるケースもあります。

アーンスト&ヤングが着任しサインオフ(承認)した四半期決算が出終わるまではネットフリックス株をさわるべきではないと思います。