2012年第1四半期の英国GDP速報値は市場予想の前期比+0.1%に対して-0.2%という落胆すべき結果でした。

これで英国経済は2四半期連続で前期比マイナス成長を記録したことになります。

英国国民統計局(The Office for National Statistics)によると、とりわけ建設セクターの不調が目につくそうです。実際、2月の建設セクターの経済活動は前年同期比で-4.6%でした。
3



さらに北海油田の生産がピークを過ぎ、だんだんじり貧になっていることも大きく影響しています。下のグラフは英国のセクター別の経済アウトプットの変化率ですが「地下資源」のカテゴリーがとりわけ悪い点に注目して下さい。
2

このデータ発表を受けてポンドは売りプレッシャーを浴びました。

英国国民統計局は英国のGDPが未だリーマンショック前のピークより4.3%低いとしています。それは英国が1930年代に経験した不況より今回の方が回復に手間取っていることを示唆しています。
1