先週日曜日の選挙結果が確定した事を受けて、各政党が多数派形成の工作を試みましたが、これまでのところ全て失敗しています。

第1党に躍り出たのは18.9%を獲得した新民主主義党(ND)です。投票によって得た58議席に加え、第1党に与えられるボーナス議席50(16.6%)を足して、合計108議席(37%)でした。

第2党は急進左派連合(シリザ)で17%、52議席を獲得しました。

新民主主義党と急進左派連合の話し合いは物別れに終わりました。

また急進左派連合は今回の選挙で新しく登場した小政党と話し合いましたが、そもそも多数派の形成にはムリがあります。

これまでギリシャの第1党の座にあった全ギリシャ社会主義運動は、13%、41議席の獲得にとどまり、第3党に後退しています。


以上のことからギリシャの選挙後の多数派形成は失敗に終わり、6月に再び総選挙という線が強くなりました。

次の選挙では急進左派連合を中心とする小政党がさらに得票を伸ばし、極左勢力だけで大連合し、組閣する可能性も無いとは言えません。

それは次回選挙が、ギリシャのユーロ脱退の事実上のレファレンダムになることを意味します。