Facebook株が急落しています。
月曜日は寄り付きの前からアッサリ公募価格を割り、現在、-11.04%の$34.01になっています。出来高は900万株です。

【ポイントその1】
先週金曜日のマーケットが引けた時点で、主幹事証券は6,318万株あるグリーンシュー(*)の大半を温存していたと思います。

それにもかかわらず公募価格$38を、けさ全く防戦しなかったのは、わざと急落するに任せたからに他なりません。これは珍しい戦略です。しかし残された実弾が限られている時は、こうしたやり方の方が結果的には良いかも知れません。

【ポイントその2】
温存された買い余力は、どこかで投入されるということ。

現在は自然に需給が均衡する場所を模索する展開です。株価にボトムが入ったら、そこでグリーンシューを投入してくると思います。この水準は-13%かもしれないし、-17%かも知れません。

いずれにせよ出来高が急増するポイントがあると思うので、価格だけを見るのではなく、出来高のスパイクする地点を冷静に待って下さい。



【ポイントその3】
受け渡し未済は、必ず出る。

金曜日の初日商いではナスダックの約定連絡システムが正常に機能しませんでした。これを理由に受け渡し日にフェイル(受け渡し未済)が相当出ることが考えられます。

受け渡し未済が出ると、借り株市場はタイト化します。ちゃんと借りずにショートを振った連中は買い戻してくるし、それを当て込んだ目先筋がロング取引に転じるでしょう。

たぶん主幹事が一気呵成にグリーンシューを投入して売り物を押し戻すのは、その瞬間になると思います。

(*)=オーバー・アロットメント・オプション→主幹事が買い支えに投入できる株のこと