BRICsの製造業購買担当者指数が出そろいました。
ブラジルの5月の製造業購買担当者指数は49.3で、4月から横ばいでした。

ロシアの5月の製造業購買担当者指数は53.2で、好調だった4月よりさらに良かったです。

インドの5月の製造業購買担当者指数は54.8で、4月とほぼ同じでした。

中国の5月の製造業購買担当者指数は48.4でした。これは4月と比べて悪化しただけでなく、BRICsの中でも最悪でした。
これをひとつのグラフにまとめると次のようになります。

今月は中国だけが悪化していることがわかります。
中国の金融政策の舵取りは明らかに間違っているし、フットワークの悪さは1990年頃の日本を彷彿とさせます。