ギリシャの再選挙がいよいよ今日行われます。

ウォールストリート・ジャーナルのマティナ・ステヴィスによるとギリシャ国民の多くは今日の再選挙の結果、若し急進左派連合(シリザ)が勝利した場合、ギリシャがユーロ脱退し、その結果としてドカ貧状態に叩き落とされるのではないかという恐怖に慄いているそうです。

しかしギリシャ国民の全員がすくんでしまっているわけではありません。

もう失うものが何もない若年層は、逆に今回の選挙に希望をつないでいます。なぜなら急進左派連合のツィプラス党首は彼らの声を代弁しているからです。

ギリシャの失業率は22%ですが、若年層の失業率は50%を超えています。これだけの若者が職も無く街頭をブラブラしていれば、急進的な勢力が支持を拡大するのは或る意味、当然の結末なわけで、これはギリシャの失敗であると同時に欧州連合の政策の失敗でもあるのです。

ドイツのデア・シュピーゲル誌はツィプラス党首を「ギリシャのエルビス・プレスリー」だと形容しています。彼が壇上に上がる様子は政治家というよりはまるでロックスターのようだからです。

実際、ツィプラスは若いし、国政の経験は皆無だし、英語も殆ど喋れません。新民主主義党や全ギリシャ社会主義運動のリーダーたちがメルセデス・ベンツで移動するのに対してツィプラスはバイクに乗って遊説に向かいます。

彼は高校生のときに学生運動に身を投じ、教育省の方針に反対して学校に籠城し、自治を指揮した事もあります。喩えて言えば全学連みたいなものです。

ツィプラス党首のガールフレンドはベティ・バジアナという女性で、そのような波瀾の高校時代に知り合ったのだそうです。彼女とツィプラス党首は同棲していて、子供を一人もうけていますが、入籍はしていません。

Alexis_Peristera


ま、そんな感じでギリシャはデリシャスなクライマックスへと邁進しているわけです。

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