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(終わっているな)

ウイリアムライトのEMEA(Europe, Middle East and Africa)の上半期IPOリーグテーブル(元記事はここ)を見て、溜息が出ました。

これは世界のIPO市場のうち、伝統的に一番小さい欧州・中東・アフリカ地域だけのディール実績です。だからこれだけを指して、全体を語ることにはムリがあります。

それを断った上で、敢えて言えば、EMEAのエクイティのマーケットには完全に死亡フラグが立っている。調達金額の少なさにも唖然とするけれど、ディール件数(丸印内の数字)の寂しさはハンパじゃない。

聞いた事のない、わけわかんないサウジの投資銀行(赤)が、三社もトップ10に入っている(笑)


この他、ウイリアムライトが指摘する上半期のデータポイントとしては:

1.米国のM&Aが2003年上半期以来、最低を記録した
2.グローバル・エクイティ・イシューは2005年以来、最低を記録した
3.欧州のM&Aは去年の上半期に比べて26%減少した
4.欧州の債券イシューは去年の上半期に比べて20%減少した

など、悲惨なことになっているのです。

投資銀行のビジネスはシクリカルだからこの程度の浮き沈みというものは、当然、あります。それにしても昔より遥かに固定費が嵩む体質にメタボ化した投資銀行業界で、この数字はちょっとイタすぎる。

(これじゃバンカーやっていてもちっとも面白くないだろうな)

正直そう思います。

「リア充爆発しろ!」じゃないけど、「ゴールドマン爆発しろ!」って感じ……