世界の三つの中央銀行が相次いで金融緩和を発表しました。

まずイングランド銀行(英中銀)は資産購入枠を500億ポンド拡大し3,750億ポンドとしました。政策金利は0.50%のまま。

次に中国人民銀行が過去1ヶ月のうちで2回目の政策金利の利下げを発表しました。1年物貸出基準金利を0.31%引き下げ6%へ、1年物預金金利を0.25%引き下げ3%へ利下げしました。

なお中国の市中銀行は金利自由化政策の拡大の一環として、貸付基準金利から最大30%の割引(これまでは20%)をすることが許可されました。

これは実効貸付最低レートが4.2%(計算式は 6% × 0.7)に下がったことを意味します。なお本日の発表前の実行貸付最低レートは5.05%(計算式は 6.31% × 0.8)でした。


さらに欧州中央銀行(ECB)は主要政策金利を0.25%引き下げ、過去最低の0.75%としました。また中銀への預金金利はゼロになりました。

これを書いている時点で、欧州株式市場は「理想買い、現実売り」の手仕舞い売りが出ています。主な欧州株価指数はこのところ三日連続して陽線が続いた後、売り買い拮抗する状態だっただけに利喰いに押されやすいセットアップになっていたと思います。

直近のブレイクアウト・ポイントまで押した後は再び「買い」から入って良いと思います。ただ5月頃に比べれば相場のアップサイドは小さいかも知れません。

なお中国人民銀行は後手にまわっている印象が強いので、中国はトレード対象から除外。