リーマンショック以降、アメリカの家計や企業はなるべく借金を圧縮することに努めています。

先ずクレジットカードの支払い遅延に関するチャートです。
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次は主体別の負債比率の推移のグラフですが、これを見ると家計部門(紫)が負債の圧縮に努めていることがわかります。また金融法人(赤)もレバレッジを落としたことがわかります。
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その一方で一般企業(青)はそもそも2000年頃にドットコム・バブルが弾けた時以降、バランスシートの修復に取り組んだので、負債の水準は高くなく、従って今回は体質改善の埒外にあります。

家計のデットサービス・レシオは改善の途上にあります。
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家計のローンの内容を見ると学資ローン(青)が増えていることがわかります。これは大学の授業料の値上げが原因です。
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マイホームの値下がりで、エクイティ(含み)は目減りしています。
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企業に目を転じると、ショックが去ったのでデフォルトのトレンドは鎮静化しました。
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社債のスプレッドも危険をシグナルしていません。
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