ブラジルの銀行の第2四半期決算が出そろいました。

一連の決算を見て感じる事は、クレジット・バブルの宴の後の二日酔いから、各行はようやく立ち直りつつあるということです。

下はブラデスコ(ティッカー:BBD)の支払い遅延比率のグラフです。
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6月期の支払い遅延比率は全体で4.2%でした。

続いてイタウ・ウニバンコ(ティッカー:ITUB)の支払い遅延比率です。
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6月期の支払い遅延比率は5.2%でした。

上の二つのグラフからわかるように、未だ支払遅延比率のトレンドはピークアウトしているとは言えません。ただ前回のピーク(2009年半ば)ほど酷くはならないことはほぼ確実です。

純金利マージンはブラデスコが7.5%(第1四半期は7.6%)、イタウ・ウニバンコが10.9%(第1四半期は11.2%)でした。

ブラジルでは政策金利が急激に引き下げられたので貸付業務の採算性の管理は少し難しい局面ですが、両行ともまずまず上手くやりくりしていると思います。