ニューヨーク・タイムズにフィリピン経済の好調に関する記事が出ています。

その記事によるとフィリピンは最近、コールセンターのビジネスでインドを抜いて世界最大のアウトソース先になったとしています。

フィリピンの第1四半期のGDP成長率は+6.4%で世界経済の鈍化が顕著な中で同国の頑張りが目立ちます。

7月4日にはスタンダード&プアーズが同国のソブリン格付けを引き上げ、もう少しで投資適格国の仲間入りに迫る勢いです。

フィリピンのコールセンター・ビジネスは全部で68.3万人を雇用しており、年間売上高で110億ドル程度を記録しています。これは前年比+24%です。

フィリピンは昔、東南アジアの国々の中でも比較的豊かな国でした。

しかし1980年代辺りを境に進歩が止まり、それ以降、ずっと取り残されてきました。
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これにはいろいろな理由があると思いますが、アキノ議員の暗殺事件、腐敗、地縁・地権にもとづいた商習慣、外人ビジネスマンの誘拐事件などで、ビジネスをやりにくい国だというイメージが定着したことなどが関係していると思います。

最近ではようやくそれらの問題が改善に向かいつつあり、全般に同国のイメージは改善しています。

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