Market Hackを普段から愛読頂いている皆さんには、この質問はカンタン過ぎるかも知れません。

正解は9月です。

1926年以来、9月は平均すると-0.8%というパフォーマンスで、これは12カ月の中で最も悪い月です。

9月は相場の場味が急変しやすい月としても有名です。最近ではリーマンショックが皆さんの記憶に新しいと思います。

さて、今年の場合、例年よりも投資家の慢心の度合いが強いと思います。その理由は夏休みに入る前にバーナンキFRB議長やドラギECB総裁から一層の緩和を示唆するシグナルが強く発せられたことによると思います。

一方、米国企業の第2四半期の決算はボロボロでした。これまで相場をけん引してきた企業業績というエンジンは、もうガスが抜けた状態になっているのです。来る第3四半期では米国企業のEPS成長率はとうとうマイナスに没すると予想されています。

世界の製造業の購買担当者指数も米国、欧州、中国、日本などの主要経済圏ではすべて50以下(=50は景気拡大・縮小の境目)でした。
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つまり投資家はFRBとECBの緩和という材料だけを頼って、この相場を買い上がっているのです。既に追加的量的緩和政策がマーケットに織り込まれている以上、実際にそれが発表されたときは「理想買い、現実売り」で相場は下がると思います。

それからレーバーデイ明けの日はどのセクターが買われ、どのセクターが売られたかをしっかり見届けるべき日です。なぜなら例年のジンクスとして、この日を境に投資家のセクター強弱観が変化する場合が多いからです。

下はフィンビズのヒートマップです。(9月4日ザラバ・ベース)
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