アマゾンがサンタモニカのバーカー・ハンガーで記者団向けのイベントを開催し、一連の新製品を発表しました。

まず「キンドル・ペーパーホワイト」ですが、これまでのeインクを使用したキンドルよりもっと背景が白く、また暗いところではバックライトが使用できるようになりました。
極めて薄く(9.1ミリ)、軽量(212.6グラム)なのだそうです。バッテリー・ライフは8週間です。同製品にはタイマーが組み込まれており、「いまのスピードで読み続けると、この本を読了するまでに○○日かかります」ということを教えてくれるそうです。この商品の販売価格は119ドルで出荷日は10月1日です。また3Gアクセスが可能なバージョンは179ドルで販売されるそうです。

「キンドル・ペーパーホワイト」専用のコンテンツとして18万の書籍を用意してあるそうです。

これとは別にアマゾンは「キンドル・ファイアHD」も発表しています。このタブレットはほぼ完全に反射を除去しており、スピーカー、WiFiを内蔵しているそうです。価格設定は7インチ版が199ドル、8.9インチ版が299ドルです。

なお、強いて言えば「キンドル・ファイアHD」の発表に際して、同デバイスだけでしか楽しめない専用のコンテンツ(映画など)が発表されるかと思われたのですが、それはありませんでした。この点に関しては集まった記者団は落胆していたようです。

下はアマゾンの新しいコマーシャルです。