アマゾン(AMZN)は世界最大のオンライン・リテーラーです。
同社の売上はエレクトロニクス(全体の6割)やメディア(書籍、音楽、ビデオなど)が中心です。
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海外比率は44%で、売上高の34%が「マーケットプレース」と呼ばれる、外部業者のサイトの運営から上がっています。

他の小売業者同様、同社の売上高のうち36%が第4四半期に集中しています。

同社は最近、キンドル・ファイアなどのデバイスの普及に力を入れており、倉庫やデータセンターにも投資をしています。


このため同社の設備投資は短期的にとても増えています。
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これは同社の収益を圧迫しています。EPSが悪いのはそのためです。
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ただ売上高成長はしっかりしており、最近の利益の落ち込みはマーケットシェアを獲得するための意図的なものであることが確認されます。
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マージンはこうした動きを反映して一時的に低下しています。
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投資家は同社がこのような目先の利益を犠牲にし、売上高の極大化を目指す企業戦略を取っていることを良く理解しており、PERが大きくてもそれを無視しています。過去5年間の売上成長率は年率約+30%、キャッシュフロー成長率は+27.5%でした。