アップルは9月決算の会社です。下の一株当り利益(EPS)と一株当りキャッシュフロー(CFPS)の数字は、いずれも9月決算(=例えば2012年は2012年9月で終わる会計年度)を示しています。(以下全てのグラフは同様)
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なお上の予想はバリューラインの資料に基づきますが、最後にアップデートされたのは7月6日号であり、7月25日に発表された決算(=落胆すべき内容でした)の情報を反映していません。おおまかに言えばこの決算発表後、コンセンサスEPSは2012年、2013年に関してそれぞれ2ドル程度下がっている事に注意して下さい。


アップルは2011年以降、設備投資を加速させていることがわかります。
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これは家電製品の戦いが「ハード+コンテンツ+サービス」になってきたことを反映した動きであり、データセンターなど、直接消費者に見えない部分での投資が増えたことによります。

アップルの株主資本利益率の推移です。
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アップルのマージンの推移です。
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マージンの構造が、例えばアマゾン(ティッカー:AMZN)などとは根本的に異なることに注目してください。これはアップルが基本的にデバイス・メーカーであることに対してアマゾンが小売業であるという業態の違いにもよると思います。

なおアップルは無借金経営で、バランスシート上には260億ドルのキャッシュが載っています。発行済み株式数は4月末の時点で9.35億株でした。