スターバックスは米国内に7,700、海外に1,500の自社店舗を展開しています。また8,400のライセンス・ストアが存在します。

このところコーヒー豆の価格は下落基調なので、2012年度(9月〆)の決算はコスト低下の恩恵を受けています。

米国内のスターバックスは2009年以降、スランプを抜け出して好調です。既存店売上比較は2009年が-6%だったのを最後に、2010年は+7%、2011年は+8%、FY2012年の上半期が+8%と極めて好調です。また米国内の1,700店舗が改装されました。

欧州市場はこれと対照的にモメンタムの悪化が見られています。既存店売上比較は2009年が-3%、2010年に+5%と改善しましたが、その後2011年に+3%、2012年上半期が+1%と悪化しています。

中国市場の既存店売上比較は2009年が+2%、2010年が+11%、2011年が+22%、2012年上半期が+19%となっています。

FY2012年の新規出店に関しては北米が500店舗、欧州が100店舗、中国ならびアジアが400店舗を計画しています。

スターバックスは最近、サンフランシスコのフレンチ・ベーカリー、ラ・ブランジェを1億ドルで買収しました。
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スターバックスの売上高、78億ドルに占める食品の比率は約19%ですが、そのうち約半分がベーカリーです。別の見地からすれば来店客の3人に1人が食べ物を買います。過去においてスターバックスは「食品部門が弱い」と指摘されてきました。その意味ではラ・ブランジェの買収は注目に値すると思います。

来年からサンフランシスコ近郊だけを対象としてラ・ブランジェの製品をスターバックスで試験的に販売し、顧客の反応を見る予定です。
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