ネットフリックスは定期購買(サブスクリプション)で映画やTV番組をインターネットならびにDVDにて提供する企業です。

DVDは10万タイトル以上を揃えており、月額$4.99からの料金プランがあります。また全米にDVDの配送拠点があり、殆どの顧客に対して翌日配送が可能です。

またインターネットを通じた動画配信のビジネスも行っています。

現在のサブスクライバー数は3680万人です。

第2四半期の決算ではサブスクライバー数は米国内で+53万人、海外で+56万人でした。海外では英国の市場に現在、注力しています。

同社は去年、インターネットを通じた動画ストリーミングの事業と従来のDVD郵送のビジネスを分離し、それぞれ別々に課金しようとして消費者から大きな反発を受け、株価が暴落した経緯があります。

またHuluやアマゾンからの競争も激化しており、コンテンツの奪い合いになっていることから同社の長期での収益性に関して懐疑論が出ています。


因みに同社の最近の一株当り利益(EPS)と一株当りキャッシュフロー(CFPS)の推移は下のグラフのようになっています。
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同社のマージンは去年の失策の後、急落しています。
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次は株主資本利益率のグラフです。
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同社のサブスクライバーの計算方法は去年の夏から変更になりました。まだデータ・サンプルが少ないですが、トレンドとしてはDVDの郵送のビジネスがだんだん減っている事がわかります。(これは当然なことだと思います)
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今日、ネットフリックスはゴールドマン・サックスの投資カンファレンスでプレゼンテーションしました。最近、アマゾンが動画コンテンツをどんどん充実させていることに対して、コンテンツ取得コストの上昇を懸念する声が投資家から上がりました。

これに対して同社のCFOはすでに自分たちが必要としているコンテンツのかなりの部分は手当て済みであり、しかもディストリビューション網としてはネットフリックスの方がアマゾンやフールーより大きいので、動画コンテンツの提供企業はネットフリックスを無視することは出来ないと説明しました。

ネットフリックスは去年11月に4億ドルの増資をしており、目先はその資本でコンテンツの獲得が十分できると経営陣は考えています。