今日、ロシアの大手銀行、VTBの投資子会社、VTBキャピタルが著名投資家、ジム・ロジャーズをアドバイザーとして迎え入れたと発表しました。

ジム・ロジャーズはオートバイで世界一周した経歴から「インベストメント・バイカー」というあだ名で知られています。

冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界バイク紀行 (日経ビジネス人文庫)
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VTBキャピタルは2008年以降、急速に拡張しているロシアの投資銀行です。同社は最近、農業関連のプライベート・エクイティ投資を強化することを決定しました。その背景には近年、ロシアならびにCIS地方は小麦をはじめとした農産物の増産のための開墾に適した農地を持っており、今後、中国などからの需要増に応えてゆくために理想的な機会を提供していると思われるからです。

一方、ジム・ロジャーズはこれまで一貫してロシアに対して懐疑的、弱気な見方をしてきましたが、この夏、CNBCのインタビューで「考えを変え始めている。未だロシアに投資を開始していないけど、検討中だ」とコメントしました。

VTBキャピタルはロシアならびにCISの農業セクター向けの投資機会に、5億ドルから10億ドル程度の投資資金が集まるものと予想しています。