Digital Native


ネットが我々の暮らしの中に定着して久しいです。Always connectedの環境の中で、我々の娯楽のありかた、就職のしかた、勉強の方法、恋愛など、あらゆる行動に変化が出ています。もちろん、投資も例外ではありません。【デジタルネイティブ】のシリーズは不定期にUPします。そこではこの新しいoperating environmentの中で我々がどう変わってゆくのか、どうあるべきかについて考えてみます。なお、このシリーズでは敢えて英単語もどんどん説明抜きに使用してゆきます。なぜなら、それがDigital Nativeの置かれた、新しいリアリティーだと思うからです。

東京で10月8日から国際通貨基金(IMF)の総会が開催されます

良い機会だと思うので、クリスティーヌ・ラガルドIMF専務理事が7月に慶応大学で行ったタウンホール・ミーティングの動画を紹介します。




なお全文のトランスクリプトはここにあります。

一時間以上の長い動画ですが、以下はハイライト部分の抄訳です。

グーテンベルグの印刷技術以来、人々の暮らしが変わった。印刷技術が我々にもたらしたものは:

1.コミュニケーション
2.コンペティション
3.コラボレーション

である。これを「三つのC」と呼んでよい。

今、我々はグーテンベルグ以来の大きな変化を経験している。それはインターネットだ。
インターネットによって世界と「つながる」というのはTransformational experienceだ。
しかしそれは同時に怖い事でもある。我々はどうやってこの脅威を乗り越えればよいのだろうか?それには:


1.ダイバーシティの豊かさ(richness of diversity)
2.リスペクト(相手の尊重)
3.トレランス(相手の許容)

が必要になってくる。特にwelcoming of difference(相手が自分と違うことの歓迎)という態度が大切だ。若い人は:

1.敢えて相手の違いを容認しろ
2.敢えてチームで物事に取り組め
3.敢えて人と違う考え方をしろ

とりわけ自分と反対の意見も尊重することは、とても重要なことだ。例えば就活の際、他の生徒と同じような考えしか言えない生徒は面接者に覚えてもらえない。敢えて人と違う考え方を述べる事で、自分を印象づけられる。


そしてBe desperately optimistic(思いっきり、楽観的)であれ!

なぜなら人生とは変化であり、我々は好むと好まざるにお構いなく、いつも変化の波に晒されるから。変化は時として辛い。だから楽観的な世界観を持たないと前に進めない。

我々より昔にも変化はあった。我々の後にも変化は来るだろう。
我々が出来る事は、いま眼前にある変化に「参加」することだ。

正直言って、最終的には楽観主義者も悲観主義者も結果は大して変わらない。なぜなら、楽観主義者も悲観主義者も、全ての人々が間違うからだ。

でも楽観主義者なら、その場合でもハッピーで居られる。