グーグル(ティッカー:GOOG)株がニューヨーク時間の昼過ぎに10%近く急落しました。

その理由は金融関係書類の印刷所であるRRドネリーが間違ってグーグルの8-K(米国証券取引委員会に提出する臨時書類)の下書きをSECに送信してしまったからです。(*)

このチョンボの連絡を受けて、ナスダックは直ちにグーグル株を商い停止にしました。

グーグルの財務部は慌てふためいて8-Kの最終版を仕上げている最中です。

もうひとつの問題は8-Kの下書きで明らかにされた第3四半期の決算は、結構悲惨な内容でした。(なお下は、あくまでも「下書き」8-Kに基づいた情報です、念のため)

EPS 予想$10.66 結果$9.03
売上高 予想118.7億ドル 結果113.3億ドル

明らかにEPS面でも、売上高面でもコンセンサス予想に達していません。

その他のデータ・ポイントとしては:

ペイド・クリック:前年比+33%、前期比+6%
コスト・パー・クリック:前年比-15%、前期比-3%
旧モトローラ部門売上高:25.8億ドル(うちモバイル部門は17.8億ドル)

このアクシデントの後、フェイスブック(FB)-4.6%、リンクトイン(LNKD)-3.12%が連れ安しています。

チョンボをしたRRドネリー(RRD)-2%株も下落しました。

なおグーグルは大引け前までに取引を再開すると発表しています。また決算は予定通り、引け後に発表し、カンファレンス・コールも予定通り実施されるそうです。


(*)なお通常であれば10-Qでなくてはいけないところを、なぜグーグルが8-Kを用意していたのかは、理解に苦しみます。8-Kは通常、経営に不利になる、特別の悪材料をディスクローズするための申請です。ヘンリー・ブロジットその他のメディア関係者はグーグルに何か悪いことがあるのではないか?とTweetしています。