見た目に美しいプロポーションというものが、何事にもあります。
人は経験的、あるいは本能的に、どういう構成比が理想的かを悟るわけでアリマス。
で、それは銘柄選びにも、あてはまる。
ここで述べることは、僕自身が普段、心掛けていることであり、教科書で教えられているオーソドックスな手法ではありません。ただコモンセンス(良識)として、ちょっと頭を働かせれば、誰にでも納得の行く概念だということです。
説明します。
先ず、僕が銘柄選びで最も重視するのは、キャッシュフローです。
下のグラフでは一株当りキャッシュフロー(CFPS: Cash Flow Per Share)、つまり緑のバーになります。

これはコンスタントに右肩上がりになっているのが、理想です。年率10%程度成長していればGOOD!
普通、投資をやりはじめたばかりの人は、どうしてもEPSか売上高成長に目が行ってしまう。でも僕はEPSというのは余り重視していないんですね。それはどうしてかといえばEPSは、結構、どうにでも粉飾しやすいから。
その点、キャッシュフローは誤魔化しにくいです。
上のグラフで描いた緑の線……これが全ての銘柄診断の「軸」になり、ここから検証がはじまるのです。
プロポーション(比率)の重要性を説明するため、チョッと脱線します。

よく「オトコは見た目でおんなを選ぶ」と言われます。「男なんて、みんなPig(豚野郎)ね!」と女性は憤るわけですが、学者に言わせると、腰がくびれて、ヒップの安定した女性にオトコが惹かれるのは健康な子孫を残したいという無意識の本能のなせる技(笑)……
Chauvinistic(男尊主義者)と言われるかも知れないけど、「安産型」にオトコが激しく傾倒するのは、本能なんだから、治らない。
で、ファッション・モデルになろうとするとスリーサイズが足切りのポイントになります。具体的にはヒップからウエストの数字を引いた差が10インチ以上無いと、モデルには、なれない。
つまりファッション業界の人たちは無意識のうちに判りやすい足切り基準を編み出しているというわけ。この発想は、投資の世界にも、利用できる。
人は経験的、あるいは本能的に、どういう構成比が理想的かを悟るわけでアリマス。
で、それは銘柄選びにも、あてはまる。
ここで述べることは、僕自身が普段、心掛けていることであり、教科書で教えられているオーソドックスな手法ではありません。ただコモンセンス(良識)として、ちょっと頭を働かせれば、誰にでも納得の行く概念だということです。
説明します。
先ず、僕が銘柄選びで最も重視するのは、キャッシュフローです。
下のグラフでは一株当りキャッシュフロー(CFPS: Cash Flow Per Share)、つまり緑のバーになります。

これはコンスタントに右肩上がりになっているのが、理想です。年率10%程度成長していればGOOD!
普通、投資をやりはじめたばかりの人は、どうしてもEPSか売上高成長に目が行ってしまう。でも僕はEPSというのは余り重視していないんですね。それはどうしてかといえばEPSは、結構、どうにでも粉飾しやすいから。
その点、キャッシュフローは誤魔化しにくいです。
上のグラフで描いた緑の線……これが全ての銘柄診断の「軸」になり、ここから検証がはじまるのです。
プロポーション(比率)の重要性を説明するため、チョッと脱線します。

よく「オトコは見た目でおんなを選ぶ」と言われます。「男なんて、みんなPig(豚野郎)ね!」と女性は憤るわけですが、学者に言わせると、腰がくびれて、ヒップの安定した女性にオトコが惹かれるのは健康な子孫を残したいという無意識の本能のなせる技(笑)……
Chauvinistic(男尊主義者)と言われるかも知れないけど、「安産型」にオトコが激しく傾倒するのは、本能なんだから、治らない。
で、ファッション・モデルになろうとするとスリーサイズが足切りのポイントになります。具体的にはヒップからウエストの数字を引いた差が10インチ以上無いと、モデルには、なれない。
つまりファッション業界の人たちは無意識のうちに判りやすい足切り基準を編み出しているというわけ。この発想は、投資の世界にも、利用できる。
マイクロソフトの2013年の予想(出典:バリューライン)ではCFPS÷SPS(=一株当り売上高)が約35%になっています。

この数字が少なすぎる企業は「貧血状態」のひ弱な企業で、危ない。
(たとえば2010年のパナソニックのCFPS÷SPSは5%しかなかったのに対し、キャノンのそれは14%ある)
大体、この数字は15~35%程度あると理想的。
次にCFPS(緑)は、毎年、必ずEPS(赤)より大きくなくてはいけない。これが1年でもEPSの方が上に来ている会社は不倫を嘘でごまかす尻軽女と断定すべし。
次にDPS(一株当り配当)をEPS(一株当り利益)で割り算すると、利益のどれだけを配当に回しているか?というペイアウトレシオがわかります。

利益をぜんぜん配当に回さない企業は「ケチ男」だから、怒るべし。
でもペイアウトが60%から70%に迫っている企業は、逆にムリして女子の歓心を買おうとしている……アッシー君的な、痛いカイシャだ。
だからペイアウトレシオは比較的低い水準から徐々に上がり始めている時が、旬。
将来が楽しみな会社とは、コンスタントにCFPSが10%程度成長していて、しかもこれからペイアウトレシオが向上しようとしているような企業。飼育すべし。

この数字が少なすぎる企業は「貧血状態」のひ弱な企業で、危ない。
(たとえば2010年のパナソニックのCFPS÷SPSは5%しかなかったのに対し、キャノンのそれは14%ある)
大体、この数字は15~35%程度あると理想的。
次にCFPS(緑)は、毎年、必ずEPS(赤)より大きくなくてはいけない。これが1年でもEPSの方が上に来ている会社は不倫を嘘でごまかす尻軽女と断定すべし。
次にDPS(一株当り配当)をEPS(一株当り利益)で割り算すると、利益のどれだけを配当に回しているか?というペイアウトレシオがわかります。

利益をぜんぜん配当に回さない企業は「ケチ男」だから、怒るべし。
でもペイアウトが60%から70%に迫っている企業は、逆にムリして女子の歓心を買おうとしている……アッシー君的な、痛いカイシャだ。
だからペイアウトレシオは比較的低い水準から徐々に上がり始めている時が、旬。
将来が楽しみな会社とは、コンスタントにCFPSが10%程度成長していて、しかもこれからペイアウトレシオが向上しようとしているような企業。飼育すべし。
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