ヤフー(ティッカー:YHOO)は今年元グーグルのマリッサ・メイヤーをCEOに迎えました。

メイヤーはヤフーに入社した後、出産などのパーソナルなイベントがあったこともあり、すぐには新機軸を打ち出しませんでした。

彼女が自分の経営戦略を最初に打ち出したのは10月23日の第3四半期決算カンファレンス・コールからです。

メイヤーはサーチ戦略を見直し、スマホに焦点を絞った、天気、株価、ニュースなどの情報提供をより強化することで再びグロース・カンパニーになることを目指したいと語りました

またシーベル・システムズ、フォーティネットなどのCFOを歴任し、シリコンバレーでは手堅い財務部長として知られているケン・ゴールドマンをCFOに据えました。

このカンファレンス・コールを境にヤフー株は新波動に入っています。
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ヤフーの業績を見ると一株当り売上高(SPS)は漸減しています。
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しかし一株当りキャッシュフロー(CFPS)は着実に伸びており、しかも売上高に対してキャッシュを生みやすい財務体質であることがわかります。


これまでのところヤフーは配当(DPS=0)を出しておらず、株主への還元は主に自社株の買い戻しによってなされてきました。(下はヤフーの発行済み株式数)
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マージンのトレンドは良好で、経営者がコロコロ変わった漂流期にあっても、同社は経費の削減などで収益力の強化を怠らなかったことを示唆しています。
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