今日、シティグループがアップル(ティッカー・シンボル:AAPL)をダウングレードした事で、寄り前気配ベースで同社の株価が心理的に重要な$500を割り込みました。
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アップルの下値メドはどのへんでしょうか?

長期上昇トレンドラインは$470から$480付近にあると思います。三尊天井のネックラインを力いっぱい下に切った、パワフルなチャートなので、瞬間的に長期上昇トレンドラインをかなり割り込むシナリオに対しても心の準備をする必要があると思います。

アップルは長期の業績としては傑出したファンダメンタルズの良さを誇っています。
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過去2回の決算では連続してディサポイントメント(落胆すべき結果)を出しており、その意味では懸念されますが、多くの投資家が同社の取りこぼしに目を瞑ってきた理由は、長年に渡る良いパフォーマンスが背景にあるからです。

バリュエーション的にも来年のEPS(一株当り利益)に基づいたPER(株価収益率)で10倍を切る水準まで下がっており、決して割高感はありません。

同社株が急落しているひとつの理由は「財政の崖」問題に絡めて、来年から米国でキャピタルゲイン課税が増税されるかもしれないという懸念があり、しこたま利が乗っているアップル株は(税金に持って行かれるくらいなら、早目に利食っておこう)という投資家の見切り売りが出たことによります。


これは未だキャピタルゲイン課税が増税になると決まったわけではないし、実際に増税されても、ことアップルに関しては既に株価に織り込み済みになるので、いずれにせよ来年になれば「同社株を売る材料」ではなくなります。

思えばiPhone5が発売された後で投資家の間に馬鹿げたユーフォリアが蔓延している事を指摘した頃が、相場の天井でした。