イタリア総選挙の結果が日本時間の今夜遅くに判明すると思います。

イタリアはテクノクラートのモンティ前首相が欧州連合の要求に沿って緊縮プログラムを実施したことで、国債利回りという面では危機回避に成功しました。
1
しかし切り詰め策の影響でイタリアの経済は低迷しています。2012年のGDP成長率は欧州委員会の『ウインター・レポート』によると-2.2%でした。
2
特に事業主の投資意欲が低いことが目を引きます。

この反面、EU域外への輸出は好調でした。これを受けて経常収支も改善しています。
4
政府の構造的財政収支にも努力のあとが見られます。
3
ただ失業率はユーロ圏の平均とほぼ同じ、10%台に乗せてきており、国民は苦しんでいます。
5
折角、投資家からの信頼を回復したにもかかわらず、有権者はこれ以上の引き締め策の継続を歓迎しない可能性もあるのです。