「グーグル・グラスに気をつけろ」と題されたTheStreet.comの記事が話題になっています。乱暴にかいつまんで訳すと:

今年の年末までには我々の社会は奇異な社会の変革に直面するだろう。それは争いや利害衝突に満ちた社会である……その理由? それはグーグル・グラスの発売だ。
グーグル・グラスは最初から社会にインパクトを与える。なぜなら、誰かがそれをかけているのを目撃しただけで周囲の人間は(もしかして、自分は録画されているのではないだろうか?)ということを疑ってかかる必要があるからだ。
 (中略)
このときに録画されたデータは、どこへゆく? 例えば僕が銀行の窓口やファーストフードのレストランのカウンターに来たとしよう。グーグル・グラスは私が対峙している相手の社会保障番号や略歴やSNSでの行状などをディスプレイに映し出しているかもよ。
それって、たぶん良い事なんだよね? でもそんな利便性を「きもちわるい」と考える人だっているに違いない。たとえばバーでナンパするとき、即時に相手のイケてない事実ががわかっちゃったりすると、萎えるよね。
 (後略)


(なおこの記者はグーグル・グラスという商品名を間違えてGlassesと複数形にしています)

ニューヨークなどの米国の大都市で繁華街での犯罪が激減しているひとつの理由はスマホで誰でもそれを録画出来るという要因だと言われています。つまり誰かに、常に見られているという意識は、人々のビヘイビアを既に変えているわけです。

アップルもTVなんて開発してないで、早く人体への埋め込み式iPhoneを開発して欲しい!

【追記】
全てがインターネット・オブ・シングスになり、誰もが人体埋蔵式iPhoneを装着する時代になると、どんなディストピアが到来するかを描いた『フェデレーション』という自著を最近、出しました。今回のはエピソード1ということで、短いのですぐ読めます。猟奇でっせ。

フェデレーション
フェデレーション [Kindle版]