ヨガウェアの人気ブランド、ルルレモン(ティッカー・シンボル:LULU)の株価が大変な事になっています。

主力商品であるヨガパンツが「透け透け過ぎだ」という理由でボトムウェアの17%に相当する商品の販売を中止すると発表したからです。

アフターマーケットでルルレモンの株価は-6%の$61.75に下がっています。

ルルレモンは「アスレチックウェアのBMW」というあだ名を取るほど、商品に対するこだわり、品質管理は徹底しています。

同社はニュース・リリースの中で「素材、重量、寿命、品質面では問題のヨガパンツは全く合格ですが、透け透け過ぎることに気がつきました」と弁明しています。

同社は生地を台湾のエクラット・テキスタイル社から購入しており、2004年以来、同じ業者をつかっているので、今回、なぜ透け透けになってしまったのか、原因の究明を急いでいるそうです。

ルルレモンは他の専門店よりも商品の発注からそれが店頭に並ぶまでの時間が長いことで知られています。これは機能性を重視し、流行り廃りを追わない同社の戦略が関係しています。

このため、今回販売が取りやめになったヨガパンツをリプレースするのには、かなりの時間がかかると思います。

同社の業績は下に見るように素晴らしいです。

1

【略号】
DPS一株当り配当
EPS一株当り売上高
CFPS一株当りキャッシュフロー
SPS一株当り売上高


今回のリコールで、当然、今年の業績数字はかなり下がることが予想されます。

因みに同社のグロスマージンは57.8%、営業マージンは31.7%、純利益マージンは19.6%、株主資本利益率は27.5%です。

営業キャッシュフローは今日の事件が発表されるまでは、コンスタントに年率25%成長すると見られてきました。

なお同社は無借金経営です。