世界の景気の指標のひとつになっているフェデックス(ティッカー・シンボル:FDX)が第3四半期の決算を発表しました。落胆すべき内容でした。

EPS 予想$1.38に対して結果$1.23
売上高 予想108.6億ドルに対して結果110億ドル


さらに第4四半期のEPSに関しては予想$2.13に対して新しいガイダンスでは$1.90~$2.10程度になると下方修正されました。2013年通年のEPSについても予想$6.31に対して新しいガイダンスでは$6.00~$6.20となっています。

フェデックス株は現在、-5.47%の$100.64で取引されています。

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今回の決算では売上高は前年同期比+4.2%でした。部門別ではエクスプレス(急便)部門が売上高+2%、営業利益が-66%でした。地上輸送部門は売上高+11%、営業利益は±0%でした。

つまり今回の悪決算の原因はエクスプレス部門の処理能力を大きく設定し過ぎたことが原因です。


言い換えれば、同社が期待していたほどには緊急を要する、高付加価値の商品を、航空便で急いで送るニーズは、顧客の側に無かったということです。

このことから想像するに、たとえばアップル(ティッカー・シンボル:AAPL)のiPhoneに代表されるような商品が、余り動いていないことが想像されます。

同社の顧客が、輸送料の割安な、スローな送付プラン(=船便を利用)を選好しているため、重量当りの輸送料単価が下がってきてしまっているのです。

カラッポの貨物便を飛ばすと赤字になるので、フェデックスは一部の貨物機を永久に駐機することを検討しています。これは将来の特別損失が発生する可能性を示唆しています。

2月に幹部社員の早期退職プログラムが発表され、応募者を募りました。