世界の製造業購買担当者指数が出揃いました。

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このグラフから読み取れることは、なるほど日本のメーカーの購買担当者のマインドは米国よりも悪いけれど、その差は縮まっているということです。実際、3月の指数のベクトルは、米国は下向き、日本は上向きでした。これは「アメリカより日本の景気の方が悪いに決まっているのだから、円安に決まっている!」式の議論に対する反論材料を提供していると言えそうです。

実際、欧州と比べるとセンチメントは日本のほうが遥かにマシです。重箱の隅をつつくような細かい議論かも知れませんが、今は「ユーロ崩壊」とか「財政の崖」などの大きなイベント・リスクが去り、ニュースのヘッドラインに左右される相場ではなく、世界各国間の細かい景況感のニュアンスの差で為替の水準が決まる局面だと、僕は思います。