『ニューヨーク・ポスト』は暴露記事を書かせたら一流ですが、今日、マーク・デキャンブレ記者がデカいスキャンダルを暴きました

それはブルームバーグの記者が、同社の端末を使用しているウォール街のトレーダーやアナリスト達のメッセージをこっそり覗いているという疑惑です。

東京、ロンドン、ニューヨークなどの金融センターに勤めている金融マンたちにとって、ブルームバーグ端末は欠かせません。なかでもブルームバーグ・メッセージと呼ばれる、端末の利用者間でやりとりするメッセージは大変効率の良いコミュニケーション手段です。

ただ、このメッセージは常にモニターされているので、インサイダー情報など、滅多なコトは書けないというのは、金融マンの間で常識になっています。

しかし、、、

ここでやりとりされるメッセージが、報道機関であるブルームバーグ・ニュースの記者たちの「ゴミ箱漁り」に利用されていたとしたら……これは、ちょっと異次元の問題ですよね?


『ニューヨーク・ポスト』によると、どうやらブルームバーグの記者がゴールドマン・サックスの社員のブルームバーグ・メッセージを閲覧していたのではという懸念を抱いたゴールドマンの幹部が、ブルームバーグに「一体、どうなっているんだ?」と詰問したのだそうです。

ブルームバーグの情報端末部門の技術者が、投資銀行やバイサイドのユーザーのそれぞれが、何回、端末にログオンし、どんなチャートやデータにアクセスし、どんなメールを送ったかを知り得る立場に居るのは、まあ当然です。

しかしニュースを書く立場に居る記者さんが、たまたまブルームバーグが会社としてそういう情報端末インフラを提供しているからといって、それを取材に利用するのはゲスなやり方だし、だいいち顧客との信頼関係を台無しにしませんかね?

ブルームバーグはこの懸念に対して次のように声明を出しています:

In light of (GS’s) concern as well as a general heightened sensitivity to data access, we decided to disable journalist access to this customer relationship information for all clients.


なあんだ、やっぱりスパイしてたのか。