ウォーレン・バフェットの投資会社、バークシャー・ハサウェイの年次株主総会でメリル・ウィットマーが新しく同社の取締役に就任することが決まりました。

ウィットマーはバリュー投資のブティック、イーグル・キャピタルの代表です。

彼女は伝説的バリュー投資家、マイケル・プライスの居たミューチャル・シリーズ・ファンズの出身で、『バロンズ』の座談会(roundtable)のメンバーでもあります。

この人の投資哲学は相場全体の動向を占うことはせず、徹底的に割安株の発掘だけに全精力を投入するというものです。彼女は銘柄一本釣りさせたら『バロンズ』の座談会メンバーの中でも右に出る人は居ません。

所謂、プロから尊敬を受けているプロです。

下の動画では彼女の投資哲学が語られています。



【メリル・ウィットマーの投資哲学】
私は良い経営陣の居る会社を探している。この場合、良い経営陣とは資本をどこへ投入すれば最も良いリターンが得られるか? ということをよく知っている経営者を指す。
折角本業で儲けているのに、間違ったところへ資本を投下すれば儲けたお金をムダにしてしまう。
次に我々はその企業の行っている事業自体が良いビジネスであるかどうかに気を配る。濠を巡らせたように、競争から自社のビジネスを守れるような事業には魅力がある。これはバフェットの発想に近い。

次にある銘柄に対して投資家の恐怖がある場合、つまり売り叩かれている局面で買いたい。また市場全体に弱気ムードが蔓延しているときも買い出動のタイミングだ。

みんなが「この会社の事業は好調だ」と思っている時は、新規買い建てのタイミングとしてはベストではないと思う。なぜなら株価は投資家の強欲を反映したものになっており、買われ過ぎになっているからだ。

我々は常に、今の株価が高すぎないか? 企業の本源的な価値に対してディスカウントで買えるか? という点に気を配っている。