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ストラタシス(ティッカー・シンボル:SSYS $90.92)が買収によって急成長しています。

同社は去年、イスラエルのオブジェクトと合併しました。

さらに今年の6月にメーカーボット(MakerBot)を買収すると発表しました。メーカーボットの買収代金はすぐに支払われる4億ドルに加えて、将来のパフォーマンスに応じた支払(2億ドル)もあるので、総額6億ドルを超えます。

メーカーボットのベンチャー投資家にはアマゾン(ティッカーシンボル:AMZN)のジェフ・ベゾスも含まれています。

これら二つのM&Aにより、ストラタシスの事業規模は業界最大手の3Dシステムズ(ティッカーシンボル:DDD)に肉薄することになります。

2013年の予想売上高はストラタシスが4.3億ドル、3Dシステムズが4.9億ドル(いずれもバリューライン予想)となっています。

下はストラタシスの売上高の推移です。
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ただこの売り上げ成長は買収によって実現している部分もあることに注意すべきです。ストラタシスの発行済み株式数は急増しています。

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一方、収益力の違う企業を買収することで、ストラタシスのマージンはめまぐるしく変化しています。

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つまり今は利益を犠牲にしてもマーケットシェアを奪取する企業戦略が採用されているわけです。

下はストラタシスの一株当り業績です。

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【略号の読み方】
DPS一株当り配当
EPS一株当り利益
CFPS一株当りキャッシュフロー
SPS一株当り売上高


同社株は来年のEPSに基づいて79倍という割高な水準で取引されており、投資家の3Dプリンタに対する熱狂を反映した水準となっています。

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