アメリカの四季報に相当するサービスに、バリューラインという企業情報サービスがあります。

半期に一度、バリューラインは、その調査範囲となっている996社全部の業績を平均した数字を公表します。バリューライン工業総合指数と呼ばれるこのユニバース(調査範囲)は、S&P500 指数のほぼ2倍であり、大体のアメリカの大型株と中型株をカバーしています。

その業績は、次のようになっています。

a
【略号の見方】
DPS一株当り配当
EPS一株当り利益
CFPS一株当りキャッシュフロー
SPS一株当り売上高


過去5年のバリューライン工業総合指数採用全銘柄の売上高成長率は年率4.9%でした。営業キャッシュフロー成長率は5.4%でした。EPS成長率は4.9%でした。配当成長率は7.3%でした。

いまCFPSをSPSで割り算した数字が営業キャッシュフロー・マージンになります。現在の平均的アメリカ企業の営業キャッシュフロー・マージンは12.2%ということになります。

b

Market Hackの古くからの読者なら、耳にタコが出来るくらい聞いていることだと思いますが、この営業キャッシュフロー・マージンは僕が最も重要視する尺度のひとつです。大体、15%~35%くらいある企業に投資したいものです。

次に利益のどれだけを配当に回しているか? の尺度である配当性向を見ると、ここ数年、配当性向は高まっていることがわかります。

c

営業マージンは横ばいです。

d

株主資本利益率は現在、18%です。

e

株価収益率は現在、16.9倍です。

f

配当利回りは1.9%です。

g

(文責:広瀬隆雄、Editor in Chief、Market Hack

【お知らせ】
Market HackのFacebookページに「いいね」することで最新記事をサブスクライブすることができます。
これとは別にMarket Hack編集長、広瀬隆雄の個人のFacebookページもあります。こちらはお友達申請を出して頂ければすぐ承認します。(但し本名を使っている人のみ)
相場のこまごまとした材料のアップデートはMarket HackのFacebookページの方で行って行きたいと考えています。