今日、引け後にフェイスブック(ティッカーシンボル:FB)が素晴らしい決算を出したことは既にお伝えしました。

アフターマーケットで瞬間+15%近く暴騰した同社株は、カンファレンス・コールが進むにつれて値を消し、アフターマーケットでの上昇幅を全て吐き出しました。

何が起こったか?

先ずユーザー動向の先行指標の一つであるデイリー・アクティブ・ユーザーをマンスリー・アクティブ・ユーザーで割り算した数字が61%とふるわず、ユーザー・エンゲージメントがピークアウトしているという指摘が出ました。

次に若者層がフェイスブック離れを起こしており、彼らは毎日フェイスブックをチェックしなくなっているという告白が会社側からありました。

さらにタイムラインが汚くなるので、これ以上、ニュースフィードに広告をぶち込まないということが会社側から説明されました。

ユーザーは主に海外で成長しており、海外はマネタイゼーションが遅れているし、どのみちアメリカほどはマネタイズできないと懸念されています。

それらがフェイスブック株が行って来いになった原因です。

僕は、良いと思うんですけどね、「オッサンの憩いの喫茶室」でも……

(文責:広瀬隆雄、Editor in Chief、Market Hack

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