ジャネット・イエレン次期連邦準備制度理事会(FRB)議長の承認投票を、共和党のジョン・マッケイン上院議員(アリゾナ州)が阻止すると宣言しました。リンゼイ・グラハム上院議員(共和党、サウスカロライナ州)もこれに加わると言っています。

彼らが要求しているのは、FRBとは何の関係も無い、「2012年9月に起こったリビアのベンガジでのアメリカ大使襲撃事件に関する機密情報を公開せよ」というコトです。

先週、既にランド・ポール上院議員(共和党、ケンタッキー州)がイエレン候補の承認を保留すると宣言しているので、これで三人目になります。

上院における民主党の議席数は定数100議席のうち55です。審議打ち切り(クロ―チャー)投票では60票の賛成を獲得する必要があります。

問題は、審議打ち切り投票に先立ち、イエレン候補が上院の公聴会で議員さんから質問攻めに遭う際、ある程度、60票の確保のためにFRBのこれまでの緩和政策を快く思わない議員さんたちにも配慮した(=つまりタカ派な)コメントを強いられるということです。

市場がこれをどう受け止めるかに注目したいと思います。