国会にカジノ解禁推進法案が提出される運びになったそうですが、過去にラスベガスやマカオなど、海外のカジノ・プロジェクトがどのように推進されてきたかを、株式の売出しや融資など、資本市場を通じて見てきた立場から、ちょっと意見させて下さい。

ラスベガス・サンズ(ティッカーシンボル:LVS)をはじめとした、既にマカオやシンガポールで同様の大規模開発を手掛けた実績のある企業たちは「日本市場は、少なくともマカオに次ぐ市場規模になるポテンシャルがある」と位置付けています。

それだけのスケールが見込めるプロジェクトであれば、世界水準から見て、恥ずかしくないものを作って下さい

下はシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズの写真ですけど、日本人として、やっぱりこれよりショボイものが出来たら、悲しいですよね?

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(出典:ウィキペディア・コモンズ)

カジノというものは、ディズニーランドと同じでサービス業のノウハウのかたまりです。それを総動員しないと、魅力ある、優れた施設は作れないのです。業者選定に際しては、応札資格のチェックなどのプロセスに透明性を持たせ、「なぜこの業者にやらせるのか?」国民が納得する、実績あるオペレーターを選んで下さい。

それから資金調達力が弱い企業は、ショボイものしか作れません。ショボイ施設は、投資リターンもショボイです。するとカジノから国に入る税収も、みすぼらしいものになります。

世界的に見て、カジノ開発は、業者の「手弁当」が当り前です。だから間違っても国民の血税を投入するようなことは、しないで下さい

文責:広瀬隆雄、Editor in Chief、Market Hack

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