今日、ニューヨーク市場の引け後にトルコ中銀が翌日物貸出金利を一気に4.25%引き上げ、12%としました。市場予想は2%の引き上げでした。

これをみて年初から-11%近く下げていたトルコ・リラは急反発しました。

トルコは貯蓄がGDPの14%しかないため、高成長を目指すためには外国からの資本に依存しなければいけません。

しかし消費主導型の経済になっているので、経済成長が高ければ高いほど、経常収支が悪化する傾向があります。

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経常収支の悪化は投資家の不安を招き、資本逃避を引き起こしやすいです。

資本逃避はリラ安を招き、リラ安は輸入品の物価を押し上げるため、一層インフレを悪化させます。

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今回の通貨防衛は、従ってインフレ抑制の意味もあるわけです。

ただ余り引き締め過ぎると、こんどは景気失速の恐れもあります。