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グーグル(ティッカーシンボル:GOOG)がシリコンバレーで最も有名なランドマークのひとつ、モフェット・フィールドの1号ハンガーをリースします。

モフェット・フィールドは元々米国海軍航空隊の基地でしたが、その後民間と政府の共用空港となり、NASAのエイメス・リサーチ・センターが入居しています。

この空港の回りにはグーグル、ヤフー、ジュニパー・ネットワークスなどが本社を構えています。

1号ハンガー(Hanger One)は床面積3.2ヘクタールという広大な格納庫で、1933年に飛行船メイコン号を収納するために建設されました。

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しかしメイコン号はその僅か2年後に太平洋に墜落してしまいます。

1号ハンガーは容積で世界最大級の建築物ですが、老朽化が激しく、その補修の際に有毒な素材が外壁の部材に含まれている事が発見され、骨格を除いて全て剥がされてしまいました。

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この関係で補修コストが膨張し、折から予算削減中のNASAは「もうメンテナンスできない」と悲鳴を上げました。

そこで民間パートナーを招き入れ、たまにNASAも滑走路を使わせてもらえるという約束でこの施設のリハビリを民間に託したわけです。

グーグルはここでロボティクス、ローバー、航空宇宙プロジェクトなどを展開したい考えです。実際、グーグルは最近、ロボット開発のボストン・ダイナミクスを買収しています。

モフェット・フィールドにはゴルフ場もあります。またスペース・キャンプという青少年向けの宇宙体験博物館があったところでもあり、そのような教育施設を復活させるという利用方法も考えられます。