Newsweekが「ビットコインの生みの親、Satoshi Nakamotoは本名で、本人はロスアンゼルス近郊に住んでいる」とスクープした件で、ドリアン・サトシ・ナカモト(Dorian Satoshi Nakamoto)氏が彼の弁護士、イーサン・カーシュナー(Ethan Kirschner)氏を通じてロイター通信のフェリックス・ソロモンに次のような声明文を送りました。

私の名前はドリアン・サトシ・ナカモトだ。Newsweekのビットコインに関する記事で自分が取り上げられた。私は自分の汚名を晴らす(to clear my name)ためにこれを書く。

私はビットコインを作っていない。それを発明もしていないし、その仕事に携わっても居ない。Newsweekの報道を全否定する。

私がビットコインというものの名前を最初に聞いたのは2014年の2月半ばで、私の息子が教えてくれた。或るレポーターからコンタクトされたことで私の息子が電話してきたときだ。それまでビットコインという名前は聞いたことが無かった。その後、問題のレポーターが私のところへ来た。それで私は警察を呼んだ。私はそのレポーターと話しをすることに同意していない。

その後でAP通信の別のレポーターと話しをすることになった。その時点でも私はビットコインという用語についてあまり理解していなかった。

私のバックグラウンドはエンジニアリングだ。私はプログラミングすることも知っている。私の最も最近の仕事はFAAの航空管制システムのトラブルシューティングをするエンジニアだった。私は暗号化技術、ピア・ツー・ピアシステム、代替通貨に関する知識は無い。

私は過去10年間、プログラマとして安定した職を得ていない。それで肉体労働、アンケート調査係、代打の教師などの仕事で食いつないできた。おカネが無かったのでインターネット・サービスは2013年にキャンセルしている。

私は2012年に前立腺の手術をし、さらに2013年に心臓発作が起きたりして、今は養生中だ。Newsweekの記事のせいで、仕事が探せない状態だ。

Newsweekの記事は私の生活を多いに混乱させていて、93歳になる私の母や私の兄弟たちも困っている。私を支援してくれた皆さんには感謝している。私は弁護士を雇う事にした。これが私の最後の公の声明だ。わたしたちのプライバシーを尊重してくれるよう、お願いしたい。

ドリアン・サトシ・ナカモト
テンプルシティ、カリフォルニア
2014年3月17日



(文責:広瀬隆雄、Editor in Chief、Market Hack

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