今日、連邦公開市場委員会(FOMC)がありました。

市場は、声明文が出た時も、イエレン議長の記者会見が始まった時も、特に大きく反応しませんでした。

でも質問者の一人が「(債券買い入れプログラム終了後も)とうぶんの間、利上げしないと言ったときの、とうぶんって、一体、どのくらいの期間を指しているのですか?」と質問したとき、イエレン議長の返事が驚愕すべきものだったので、市場が慌てたのです。

イエレン議長:ま、6カ月くらいかしら……
記者団:(!……え、いいんですか? そんなコト……言っちゃっても、、、)


ジトーっと汗が流れる様子が、こっちにも伝わってきました。

断っておきますが、これは既に市場が織り込んでいたシナリオと、全く変わらないタイミングなのです。

債券買い入れプログラムは、今のペースで行くと来年の1月までにはきれいサッパリ完了してしまうわけだから、そこから起算して「6カ月」ということは、2015年7月(×印の箇所)になるわけです。現行のフェドファンズ・レートは0.25%だから、これはリーズナブルです。

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つまりイエレン議長の犯した罪は、婉曲に、ぼかして言うべきところをハッキリ「6カ月」と言ってしまったところにあるわけで、そのダイレクトさがハシタナイと嫌気されたわけです。

ま、喩えて言えば初デートでオサレな高級レストランに彼女誘ったら、彼女の方からいきなり「おち○ぽ」とか下品な言葉を使われて「萎えたぁ~」みたいな。