しばらく前のインベスターズ・ビジネス・デイリーのコラムでポール・ウィットフィールドがとても味わい深いコラムを書いていたので紹介します。

彼によると成功している投資家は「Is it working?(それは儲かっているか?)」ということを問い続けるとしています。

これに対してダメな投資家は「今が買い時か?」とか「安いか?」という問いを発するのだそうです。

ウィットフィールドによると、問いの発し方で、その本人がマーケットと議論(argue)しようとしているかどうか、本人の姿勢がわかるのだそうです。

「なぜ自分の株はさがっている?」、「なぜFRBは何もしない?」、「なぜあのCEOを首にしないのか?」、「なぜSECはあのドロボウたちを捕まえないのか?」……

これに対して自分のアイデアが自分の思惑通り行っている(working)か? という問いには(正しいのは自分だ)というこだわりや感情の差し挟まれる余地はありません。

自分の考え通りその株が上がっていないのなら、サッサと処分するだけです。

記事中、ポール・ウィットフィールドは著名な投資家でチャートブックなどの投資家向けツールをいろいろ編み出したウイリアム・オニールの損切りのルールを紹介しています。

オニールは「自分の買値から8%下がったら、理由がどうであれ、一旦、売る」ということを奨励しています。

損切りは株を始めて間もない人ほど、とても難しいです。だからこういう自動的に処分するルールをあらかじめ決めておくのも一つの方法だと思います。


(文責:広瀬隆雄、Editor in Chief、Market Hack

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