アップル(ティッカーシンボル:AAPL)は4月23日(水曜日)引け後に決算発表の予定です。現在のコンセンサスは:

EPS:$10.15、ただしウィスパーは$10.48
売上高:435.7億ドル


です。

アップルの会計年度は9月27日に〆られます。今年の通年のコンセンサス予想は過去一か月の間に$42.76から$42.60へと下がってきています。

この理由は今年の12月期にアップルがiPhone 6を含む一連の新製品を発表するとの観測が強まっているからです。普通、このような大きな新製品のリリース前には(どうせなら、新製品が出るまで待とう)という買い控え行動を招きます。それが予想数字が下がり始めている理由です。

従ってこのコンセンサス予想の下落を同社の経営内容の悪化と結び付けて説明することは適切ではありません。

iPhone 6は4.7インチと5.5インチの二つのディスプレイ・サイズで売り出されるとみられています。一部にはディスプレイにサファイアが採用されるという観測もあります。

iPhone 6は旺盛な買い替え需要を喚起するだろうと言われています。

一方、チャイナ・モバイルにおけるiPhoneの取り扱い開始は予想より若干出足が遅いと言われています。

iPhone 6以外ではiWatchやストリーミング・ビデオ向けセットトップ・ボックス発売の噂もあります。

いずれにせよアップル株のカギを握るのは次の一連の新製品がどれだけ魅力に溢れているかにかかっています。

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【略号の説明】
DPS一株当たり配当
EPS一株当たり利益
CFPS一株当たりキャッシュフロー
SPS一株当たり売上高


同社株は配当利回りが2.35%あり、バランスシートは鉄壁です。またベータ値はほぼ1であり、テクノロジー株の中では値動きはマイルドなほうです。

これらの点から成長株がこっぴどく売られている昨今、逆に大型株であるアップル株の相対的魅力は高まっているという風にも言えると思います。

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(文責:広瀬隆雄、Editor in Chief、Market Hack

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