今日、ヤフー(ティッカーシンボル:YHOO)が第1四半期決算を発表しました。その数字に関してはこの記事の最後で言及します。

ヤフーは中国のアリババの24%株式を保有しています。その関係でヤフーの第1四半期決算発表でアリババの去年の第4四半期の業績が開示されています。

それによるとアリババの売上高は31億ドル(前年比+66%)でした。また純利益は14億ドル(+118%)でした。

アリババのグロスマージンは78%、営業マージンは54%と、いずれも過去最高に近い水準です。

さて、ヤフーの決算に移ると:

EPS:予想37¢に対し、結果38¢
売上高:予想10.8億ドルに対し、結果10.9億ドル


でした。売上高成長は前年比で+1.2%でした。

ディスプレイ広告売上高は4.53億ドル(±0%)、広告単価は-5%でした。

アフター・マーケットでのヤフー株は+6%上昇しています。でもこれはマリッサ・メイヤーの経営手腕にウォール街が喝采を送っているのではありません。近くアメリカに上場されるアリババに対して送られているラブコールです。