昨日、民間宇宙開発企業、スペースXがリサイクル可能なロケット(reusable rocket)の打ち上げに成功しました。

スペースXのイーロン・マスクCEOは今回のテストが予想以上に上手くいったことに大満足しているそうです。

このロケットは打ち上げ後、自力で発射台まで戻ってくるという画期的なデザインであり、この第一段ロケット部分を再利用できればゆくゆくは打ち上げコストの70%が節約できるのだそうです。

なお、今回のテストでは打ち上げ台まで戻るのではなく海上に静かに着水するという予定でした。この計画通り着水したロケットは、あいにく高波で損傷してしまったそうです。

スペースXがこのリサイクル・ロケットを安定的に運行できるようになれば、一回の打ち上げコストは1億ドル以下におさえることが出来ます。

しかし今後36の衛星を打ち上げる大型契約はロッキード・マーチンとボーイングから成るULA(United Launch Alliance)というコンソーシアムが既に獲得しました。

イーロン・マスクCEOはこの契約を不服とし、上院歳出委員会でULAの独占契約を再考するよう嘆願しています。

その中でマスクCEOはULAの主力機「Atlas V」ロケットはロシア製のメイン・エンジンを使用しており、胴体の50%以上もアメリカ国外で製作されていることを指摘しています。

これはウクライナ情勢に鑑みてとても残念だというわけです。