ベトナムのディン・ティエン・ズン財務相が、年内をメドに外人持ち株比率上限を、現行の49%から60%に引き上げることを検討していると述べました。

もしこれが実行に移された場合、ベトナム株が人気化する可能性があります。

ベトナムへの投資方法ですが、もっとも簡単なのはETFを買う方法です。ニューヨークに上場されているマーケット・ベクトル・ベトナムETF(ティッカーシンボル:VNM)がそれです。

このETFはヴァンエック(Van Eck)というニッチ商品に特化した中堅投信会社が運用しています。

2012年以降の同ETFの株価は下のグラフのように推移してきました。

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次のグラフは同ETFのNAV(一株当たり純資産)に対して、ニューヨークで取引されているETFがどれだけプレミアム、ないしはディスカウントで取引されているかを示したものです。

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上に見るように現在の同ETFは0.04%のプレミアムとなっており、ほぼNAVと一致しています。グラフを見れば同ETFはプレミアムで取引される場合が多いことがわかるので、まったくプレミアムがついていない現在の水準は魅力的だと言えます。

同ETFの時価総額は約5億ドルで、これはベトナムのファンドとしては大きい方です。またネット費用比率は0.76%で、これは同国のようなフロンティア市場で運用することにまつわる様々なコストを考えるとリーズナブルです。

ポートフォリオの株価収益率(PER)は14倍、株価純資産倍率(PBR)は1.7倍です。

(文責:広瀬隆雄、Editor in Chief、Market Hack

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